悪いダイエット法で低血糖症に苦しんだ話 私のベストな生活

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私たちが暮らす日本では、アメリカやヨーロッパなどに比べて外見への深い根強い意識が常にあります。

それは顔のことに限らず、体型についてもいえます。

 

他の大事な要素は全てそっちのけで、「痩せてる痩せてない」や数字だけの「体重」で決めてしまったり思い込んでしまったり、周りから決めつけられてしまいます。

この日本の社会を完全に変えることは、とっても大変で長く時間がかかってしまいます。

 

なのでまずはそんな外見を気にしちゃう人たち、一人一人が意識を変えていくのが大事です。

 

私もダメなダイエット法をやり続けてしまっていて低血糖症の症状に悩んだことがあるのでしれをここに残そうと思います。

 

今までの私

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中学生までは、ご飯もモリモリ食べて全然体型のことなんて気にもしていなかったのですが、高校生になるにつれてだんだん周りと比較し、気にするようになりました。

 

しかし当時はお腹も空いちゃうし成長期だったのでちゃんと3食食べていました。

 

そして、高校を卒業した後、専門学校時代から「ご飯を抜く」というダイエット方法を行うようになってしまいました。

 

それを行うことで、短期間で体重を落とすことができました。

しかし、筋肉も落ちてしまい、かなり不健康な痩せ方だったと思います。

 

そんな生活を21歳くらいまで続けていました。

 

当時の食生活はこんな感じ。

 

・仕事がある日

 

 カフェラテと甘いものちょっと

 おにぎり2つ

 野菜のお惣菜を1品 または 甘いもの

 

・仕事がない日 

 

 カフェラテと甘いもの

 ガッツリ

 食べない 

 

こんな感じでした。

まさに不健康そのものですよね。

しかも仕事ある日はお昼ご飯をつくって持っていくのもめんどくさかったのでおにぎり2つという栄養が偏ったお昼でした。

そして、仕事終わりはだいたい夜の10時くらいになってしまっていたのでそのあとから食べるのは太りそうで怖かったためほんと軽くで済ませていました。

 

軽くじゃないとさらにお腹が空いてきちゃうので。

 

仕事がない日は時間があるので自分が食べたいものをお昼にガッツリ食べていました。

でもこれも後から低血糖症を発症する1つの大きな原因になっていたんです。

 

実は今もずっと変わらないことが1つあって、それは朝ごはんの「カフェラテと甘いもの」。

朝から甘いものを食べるのは良くないと聞きますが、甘いものがほんとうに大好きなのでこれだけはやめられなかったです。

 

ただ、ほんとちょっとだけって決めて食べてます。足りなかったらバナナを食べてます。

 

今こうやって見返しても、かなり悪い食生活をしてましたね。

 

そんな生活の中で、ある時から仕事中に低血糖症が発症するようになりました。

 

低血糖症って?

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簡単に言ってしまうと、血液中のブドウ糖の値(血糖値)がめちゃくちゃ低くなっている状態のことを言います。

 

どんな症状が現れるのかというと、

  • 強烈な空腹感
  • 手の震え
  • 冷や汗
  • 動悸
  • 眠気
  • 立っていられなくなる
  • 目の前がチカチカして焦点が合わない
  • 話すのも苦痛
  • とにかくしんどい

 

軽度か重度かによっても症状が変わってくるかとおもいますが、大体こんな感じの症状が現れます。

 

私の場合、お腹が空いてきた後にだるくなってきていました。

 

強い空腹感 → 冷や汗 →  目がチカチカ → 暑さを感じて急に汗が出る → 動悸 → 立っていることや話すことがツラいほどのだるさと考えることに集中できなくなったり脳がボヤっとする → 急に治る 

 

こういう症状の現れ方をしてました。

これ実は本当に危険です。いつ意識が飛んで倒れてもおかしくないですよね。

 

低血糖症の詳しい説明をすると、

低血糖の原因は、ブドウ糖の値の著しい低下です。

ブドウ糖は私たちが生きるためのエネルギーになるものです。

 

通常であれば、ホルモンが血液中のブドウ糖の値のバランスをとってくれているのですが、そのホルモンの分泌が乱れてしまうとブドウ糖のバランスも乱れてしまいますよね。

そこで血糖の調節障害が起こります。

 

もし糖尿病で、薬を服用していなくて低血糖症に悩んでる人の場合は、血糖値を上げてくれるブドウ糖を摂取していないとき、要は空腹になってるときに、血糖値がグンっと一気に下がり症状が出始めます。

 

それが低血糖症です。

 

低血糖暑に悩まされるのはおもに糖尿病を患っている人で、血糖値を下げるインスリン注射によって引き起こされるのですが、

糖尿病ではない人だと、食事で急激に上がった血糖値が、数時間後お腹が空き始めて何も食べないと血糖値が急に下がってしまいます。

 

急に上がった血糖値は下がる時も急であることが多いんです。

 

なので、低血糖の予防として、急に血糖値をあげないことが大切になっていきます。

 

低血糖になってしまう悪い食事方法

 

急に血糖値を上げると、下がるのも急です。

 

血糖値を急に上げてしまうのは、

  • ガッツリ一気に食べる
  • 早食い
  • 甘いもの

 

この3つは血糖値を大きく一気に上げてしまいます。

血糖値が急に上がったり下がったりしたら私たちの身体にとってはかなりの負担でしょう。

 

そして、あまり食べないことも低血糖を発症する原因です。

ブドウ糖の値が低下しちゃうと起こるので、その前に食事をするのがベストでしょう。

 

食事以外での原因は、『普段以上の激しい運動や仕事』

エネルギーを大きく使いすぎてしまったときにも起こります。

 

低血糖症はほんとう身近な病気なんです。

 

血糖値の上昇が大きい食べ物

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血糖値を急に上げてしまうものを紹介します。

簡単にいうと、すぐに体を動かすためのエネルギーになる食べ物は血糖値を一気に上げてしまいます。

『高GI食品』とも呼ばれます。

 

  • 白米やパンなどの炭水化物
  • ジャガイモ
  • 糖が多い果物
  • 砂糖

 

やはりこの辺りが血糖値を一気にあげる食品たちです。

でも生きるために必須なものばかりなので上手に摂っていくことが重要になります。

 

なので、これらを完全に抜いたりする食事は良くないです。

 

低血糖症を予防するためにできること

 

ダイエットしている人は食事面から見ても低血糖症になりやすいので、もし頻繁に低血糖症が見られるのなら食生活を見直すべきと言えるでしょう。

 

  • 炭水化物を抜いた食事や、炭水化物だけの食事はやめる
  • 腹10分目まで食べない
  • 甘いものはなるべく食後
  • 白砂糖のお菓子じゃなくて、ナッツ類やミルクをのむ
  • 食事と食事の時間を空けすぎない

 

もしダイエットをしている人は

週に一回、何も食べない日を作ったりするのも良いかもしれません。

でも次の日は、胃がびっくりしちゃうのでちょっとずつ食べるのを気をつけてください。

 

もし仕事の都合で食事の間隔が空いてしまう人は、ブドウ糖タブレットがドラッグストアなどで売っているのでそれを食べたりするとだいぶ症状も落ち着きます。

症状が出そうだなって時にもオススメ。

 

 

 

今のわたしの食生活

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今の私の食生活も、本当に健康かと聞かれたらそうではないかもしれませんが、低血糖の症状も全然現れなくなりました。

 

そして、筋トレもするようになったので、前より健康的な身体になり、昔の不健康だった時のあの体型(上半身はガリガリ、下半身は筋肉が落ちてむくみ、ハリもない)ではなくなりました。

 

この成果は大きいです。

 

朝 カフェラテと甘いもの、または果物やヨーグルト(甘いものは大好きなのでこのまま)

昼 ご飯一杯程度の炭水化物と野菜とタンパク質

夜 お腹が空いてる時は昼より軽いご飯 空いてない時は野菜だけなど、その時によって調節、甘いものは食べない

 

毎日の筋トレ 寝る前のストレッチ

お水をたくさん飲む(2リットル)

 

変わったのは甘いものを減らしたのと、一回の食事を適度な量に変えて夜も身体の声を聞きながらご飯を食べるようになりました。

 

そして、太るのが怖かった私は筋トレを始めたことによって罪悪感なくご飯が食べれるよになったのでメンタル面でもだいぶ良くなったとおもいます。

 

ちょっと食べすぎちゃったら筋トレを倍でやろうと思えるからです。

 

でも私もストレスが溜まっていたり生理前だとどうしてもたくさん食べてしまったり食べなかったりする時もあります。

それは仕方がないと思うようにしています。

 

お腹が空いちゃう時は、体が欲しているの証拠なので、ちゃんとしたご飯を食べるようにしています。

 

むしろお腹すいてないけど何か食べたいってときは、違うなって思うので筋トレをして紛らわせて水をたくさん飲みます。

 

そこは我慢!

 

最後に

まとめると、低血糖症

急な血糖値の低下で起こるので、急に血糖値をあげる食事方法をせずに、適度な量の食事をし、甘いものはほどほどに、そして、食事と食事の間隔は空けすぎないように。

 

ダイエットを気にしている人は、甘いものは少なくし、筋トレをしつつご飯をきちんと食べることをオススメします。

 

低血糖症は身近な病気で軽く思われがちですが、重くなってくると意識がもうろうしたり、痙攣も起こってしまうので、注意が必要な病気です。

 

予防もできる病気ではあるのですが、もともと炭水化物に異常に反応してしまう人もいるので、原因が思い当たらないのであれば病院いって相談するのも良いと思います。