観光ビザで外国人彼氏と同棲 遠距離恋愛に耐えぬく
2006年ごろピークだった国際結婚ですが、今ではさらにグローバル化が進み、もっとたくさんの人が国際結婚をしている時代になっています。
結婚まではいかなくとも外国人彼氏、彼女がいる人は確実に増えています。
そんな中、二人で一緒にいるためには、どちらかが海外に住まなければなりません。
そうなると、海外というだけでお金がかかるのに、家賃やらなんやらを払うのが大変なので同棲をし始めるカップルも少なくないですよね。
私もその中の一人なので、外国人彼氏との同棲について色々書いていこうと思います。
ビザなしで同棲
私も最初は語学学校の学生ビザで来ていたのですが、語学学校にいくよりも彼氏といたほうが語学が上達したので、無理に語学学校に通わなくても良いかなって思ったので語学学校を辞めました。
ビザがないので長くは滞在できませんが、学校に通い続けるとなると多額のお金もかかってしまいますし、近い将来結婚も考えるような仲なのでその選択をしました。
外国人向けの語学学校ってぼったくりかよってほど高いんですよね。
ちょっと違法なのかもってところをもし見つけられたらかなり費用は抑えられますが、コネや運などがないとかなり難しいです。
しかも私が滞在している国は、外国人が長く住もうとするのはわりかし難しい国なので、学生ビザで滞在しながらアルバイトを探すっていうのは相当の努力と運と鋼の心がないと無理なように思えます。
二人の結婚のタイミングが合うまでは、ビザが許すか限りで滞在し、また日本で数ヶ月暮らし、また渡航、、、を繰り返すことになりました。
体力や忍耐が必要になってきますが、まだまだ若い!と言い聞かせて愛と私の幸せのために頑張っています。
私の彼氏がいる国は、ヨーロッパのシェンゲン協定内の国なので、観光ビザでは約3ヶ月しか滞在ができません。
正確にいうと、180日のうち、90日以内の滞在が認められています。
なので、90日ヨーロッパのシェンゲン協定国にいて、日本に帰国後、さらに90日過ぎれば再入国が可能なんです。
要は、約3ヶ月彼氏と過ごし、約3ヶ月間日本に帰国、、、3ヶ月おきに会えるということになります。
めちゃくちゃ大変で、しんどい遠距離恋愛になってしまいますが耐えるしかありません。
私たちの同棲の問題
- 彼母とも同居
- ビザ問題で暇
彼のお母さんと同居
20代の彼は母子家庭で、母親と一緒に暮らしています。
なので、同棲となると必然的に彼の母親とも一緒に暮らすことになります。
なので、同棲においての問題点①は
彼母と同居です。
ですが、彼のお母さんちょっと普通の母親とは違っているんです。
私たちのことには全然干渉しません。
ご飯も別々、洗濯も別、部屋にこもるのが好きみたいであまり会うこともありません。
だからと言って仲が悪いとかではなくて、むしろ私のことを娘のように可愛がってくれますし、宝物だとも言ってくれます。
たまにご飯を作ってくれることもあるのですが、わたしも一緒にお手伝いしたりして仲良くしています。
なので、問題点とまではいきませんが、やはり彼と二人で暮らしたいので、彼とはもう少し落ち着いてお金も貯まったら二人で暮らそうね、と話しています。
観光ビザで身動きが取れない
問題点②は
私が中途半端な滞在なので暇。
観光ビザで滞在しているので、仕事もできないし友達もいないんです。
なので3ヶ月という短い期間ですが、毎日暇だとけっこうしんどいんです。
それ故に、彼にちょっと八つ当たりしたこともありました。ごめん。
ですが、私も語学の勉強もまだまだ完璧じゃないですし、これから先私のやりたいことなどのことも考えないといけないのでそのことにその暇な時間を使うようになりました。
同棲でも平気だったこと
- 料理分担
- 一緒に掃除
同棲前は同棲についてかなり不安に思うこともたくさんありました。
同棲してうまくいかなくなったとかそういう話をよく聞くので、きっといろんな大変なことがあるんだなと。
たしかに大変なことも多いのですが、逆に彼の良さを改めてわかるようなこともたくさんあって、同棲は二人で成りたって、二人の思いやりで成り立ってるんだなと再確認しました。
料理は彼が作ってくれることが多い。
私的にけっこう大きかったことなのですが、料理は彼が作ってくれることが多いのでとても助かってます。
もともと料理関係の仕事ってことも関係してるのかもしれませんが、私の父は料理を全くしないので男性は料理をしないのかなと勝手に思っていたところもありました。
ヨーロッパの男性はけっこう作ってくれる人が多いみたいです。
ありがたい。
日本食は私の担当なので、彼が日本食食べたい!って時には私が日本食を作ります。
掃除は一緒にしてくれる。
毎日のちょっとした掃除は私がやりますが、週に1度や2度、「掃除」って感じの掃除をします。
その時は彼も一緒になって掃除をしてくれるのでなんだかうれしいです。
同棲し始めて一緒に解決していったこと
- 彼の趣味
- 生活リズム
うるさいゲーム時間
彼の趣味がパソコンなんですが、自分が組み立てたパソコンをいじってる時間が至福の時間のようで、そのことについては全くなにも言っていませんでした。
好きな時にやってくれって感じで、むしろ趣味があるのは良いことなので問題なかったのですが、
私が許せなかったのはゲームをやる時でした。
オンラインで協力して行うゲームに当時ハマっていてほぼ毎晩やっていました。
しかも友達とボイスチャットをしながらなんです。
部屋数も少ないので寝室でやっていて私は逃げ場がなかったのでそれはもうめちゃくちゃストレスでした。
ある日、爆発して彼にキレました。
ほんとう同棲やめるって言ったくらいキレて不満をぶちまけたら彼はピタッと通話しながらのゲームをしなくなりました。
ゲームそのものをやめさせるのは私が嫌だったので「ゲームはして良いけどボイスチャットはなし」でまとまりました。
生活リズムの違い
- 私はある程度スタンダードな生活リズムで生きたい人です。
- 彼は普通に夜更かし遅起きが平気な人です。
お互い好きなリズムで良いじゃんって思うかもしれませんが部屋が少ないので二人で合わせるのがベストなんです。
朝はちゃんと朝の空気感を味わいたいし、その日1日が短く感じるのも嫌なので朝はそこそこ早起きをしたい、というか、普通の時間に起きたいので二人の間をとった時間で決定しました。
イベントやらなんやらでずれたりもしますが、あの夜更かしマンだった彼もだんだん私のリズムに合ってきて、今では夜はすぐ眠くなっちゃう体になったようです。
お金の話
実はデート期間からそうだったのですが、基本的に彼が全て払ってくれています。
家は、彼と彼母二人で住んでいた日本で言う都営住宅のようなものなんで安く済んでいるみたいです。
なので、古い建物で不便もありますがお金を貯めるのには良い環境だと思います。
スーパーに行って買い物する時も基本彼も付いてきたがりなので一緒に買い物することが多いです。
お金も彼が払います。
そう思うと、もはや結婚しているようなものですよね。
なのでお金に関してのトラブル等は今までなかったです。
今後あるかもしれませんが、パートナーとして短くないのでお互いのお金への価値観はわかっているため、二人でその都度解決できると思います。
将来は
将来は彼と結婚したいと思っています。
彼のお母さんと同居することになるのかって私の両親に心配されていますが、彼にもすでに「将来はここには住まないからね、私はここを出るから」とちょっと強めに言ったことがあるんです。
そしたら、「もちろんだよ。僕だって経済的に安定したら二人で住みたいよ」っていっていたのできっとそのことで喧嘩になることはないんじゃないかと思います。
そして、自分のお店を持ちたいと言う彼。全力で応援したいです。
暮らす国は、今のところ彼の国でって話になっています。
私がそう望んでいるからです。
私の両親に結婚も考えてる仲だと言ったら、なんとなく想像はついていたって言われました。
反対は特にされなかったです。
悲しそうだと言うのは強く伝わってきてなんだかしんみりしちゃいました。
親には感謝してもしきれません。何かの形で大きなお礼をしたいです。
遠距離の今
実は今、遠距離5ヶ月目。
言わずもがな、コロナのせいです。
コロナのせいっていっていますが、正直なところ、しっかり日本でお金を貯めたかったってこともあるのでコロナで会えなくてツライですが、準備期間ってことで耐えることができています。
ほぼ毎日「会いたいな、今すぐギュッてしたいな」って思いますが、お互いそれぞれの国で頑張っているし、電話もするし「ふたりの夢のために今は我慢だね」って言ってくれる彼の優しさがあるのでなんとか日本で頑張れています。
国際遠距離恋愛をしている人、今のこの時期とても多いと思います。
早くこの状況が変わってきて、大好きな人にぎゅってできる日のことを想って願います。