ケア方法間違ってない?かかとのガサガサやゴワつき、ひび割れの原因
え、こんなにかかとガサガサだったっけ?って驚いたことありませんか?
布団やカーペットの摩擦をいちいち感じて不愉快ですよね。
しかも保湿クリームを塗っても全然しっとりしないし、タイツを履いたらすぐに伝線してしまい、かなり厄介なかかとのガサガサやひび割れ。
ここでは、ガサガサの原因と正しいケア方法をご紹介します。
かかとのガサガサ、ゴワつきの原因
かかとのガサガサやひび割れの大きな原因は、かかとの角質層の水分不足による乾燥と、血行不良による肌のターンオーバーの乱れです。
かかとには皮脂を分泌する皮脂腺がなく乾燥しやすい上に、汗を分泌する汗腺が多くあるので、さらに乾燥しやすい部位となっています。
そしてかかとの肌のターンオーバーの乱れで、古く乾燥した角質が蓄積することにより、ガサガサ、そしてひび割れになってしまいます。
かかとは歩くために毎日圧がかかる部位です。
なので、もともと皮膚が厚いのです。
通常、かかとは他の部位とは違い120日もターンオーバーに時間がかかってしまいます。
それも乾燥しやすい理由です。
さらに、血行不良による肌のターンオーバーの乱れの原因は、冷えです。
なのでかかとのガサガサの原因も冷えが関わってると言えるでしょう。
冷えは、体のあちこちを攻撃してきます。なので、かかとのガサガサを治すこの機会に、万病のもとの冷えも改善していきましょう。
正しいケア方法とは?
かかとのガサガサは1回や2回のケアですぐにツルツルにさせるのは難しいです。
なので少し長期戦になりますが、優しく正しくケアすることで徐々に良くなっていきます。
- 削って保湿する
①40度程度のお風呂や足湯に浸かったりしてかかとの角質を柔らかくします。肌のターンオーバーを促すためにガサガサしている部位から足首あたりまでを優しくマッサージします。
②やすりや、軽石、リムーバーで古い角質を取り除いて下さい。
削りすぎに注意。優しく丁寧に剥がします。爪やハサミで無理やり剥がすのはダメです。
③最後は尿素入りのクリームやワセリン、オリーブ油や馬油で保湿します。一番大事なのはやはり保湿です。保湿力が高く、角質を柔らかくする効果がある尿素入りクリームをたっぷり塗って綿や絹の靴下を履いて寝ると翌朝触った時のかかとが柔らかくなっているのを実感できるでしょう。
- 削らずに保湿のみで改善
お風呂上がりに、角質が柔らかくなっている時に、尿素入りのクリームやワセリンをたっぷり塗りその上からラップをかけて肌の奥まで浸透させます。
30分したらラップを剥がし、余分なクリームはティッシュで軽くオフ。そのあとは、靴下を履き寝ます。
次の日の朝、ガサガサが改善されかかとが柔らかくなってるはずです。
- こんなケア方法はNGです。間違ったケア方法
削りすぎ
削りすぎるはガサガサ、ひび割れの悪循環を引き起こします。
ガサガサになったかかとは皮膚も厚いですし、柔らかくなるまで深くまで削ってしまいがちです。ですが、それはむしろ悪化させてしまう可能性も。
削る行為は、言ってしまうと摩擦です。なので削ると皮膚たちは守ろうとしてさらに厚くしようとしてしまいます。
粗いやすり、爪や指で無理やり剥がす
ついついめんどくさくて爪で剥がそうとしたり、いっきに剥がしたくて、粗めのやすりを使っわないようにして下さい。
無理に剥がして傷になってしまったら一番良くないです。
菌が傷から入ってしまって、そこが腫れてしまう可能性もあります。気をつけて下さい。
おすすめのかかとケアクリーム
・ドクターショール かかと用保湿クリーム
尿素誘導体、スクワラン、ヒアルロン酸、セラミドなどのガサガサに効く成分が入っているので、塗るたびにしっとり潤います。
無香料、無着色なので肌が弱い人も安心して使えます。
・うるんラップ 薬用 かかとクリーム
鉱物油、石油系界面活性剤、パラベン、エタノール香料、着色料は無添加で、肌に優しく作られています。
シアバター入りでかかとをしったり保湿してツルスベに。
ベタつかないので、上から靴下を履いても不快になりません。
60グラムで300円代なのでプチプラ
尿素が10%入っているので、保湿と肌を柔らかくするのに効果的
プチプラなので、かかと以外にも、乾燥が気になる肘や膝にも使えます。
最後に
かかとはついついケアが後回しになってしまう部位ですよね。
でも夏場だとサンダルを履くので荒れているのが見えてしまったり、彼の家にお泊まりした時なんかもガサガサがバレてしまいます。なので日頃から少しずつしっかりケアしていきたいです。
毎日使う足だからこそ、いつでもツルツルなきれいな足でいれるようにケアを頑張りましょう。